緊急事態宣言、感染状況と医療逼迫状況見ながら判断=官房長官

[東京 19日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は19日午前の記者会見で、新型コロナ感染症が再び拡大する中で緊急事態宣言を出すかどうかの最終的な判断は、感染状況と医療の逼迫状況を総合的に判断するというコロナ対策分科会の考え方に沿って判断すると述べた。

加藤長官は、感染防止と社会経済活動の両立を図る方針を強調。「人の動きは感染リスクにつながるものの、どのような防止策が行われているかが大きな要素だと考えており、これをしっかりすることで抑制することが可能だ」との考え方を示した。例として、菅義偉首相が指摘した食事時の会話の際にマスクを着用する「静かなマスク」や3密回避などを挙げた。

さらに、これまで以上に保健所機能や検査体制、医療体制の強化を図っていく必要性があるとした。

GoToイート事業については、12月から全都道府県でポイント事業がより大きな規模で行われ、「事業の主力として飲食需要の拡大を期待している」と述べた。東京都についてはその要として期待を示した。

(中川泉)

関連記事
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]