<中共ウイルス>石家荘市で封鎖措置、北京入りにPCR検査証明書提示
中国河北省石家荘市は7日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染増大で、都市封鎖措置を実施すると発表した。中国は2月12日に旧正月を迎えるため、1月末から大型連休が始まり、数十億人の大移動が予想されている。当局は、感染拡大防止のために、帰省や外出を避けるよう呼びかけている。
石家荘市当局によると、6日の新規感染者が120人確認された。孟祥紅・副市長は7日、全市民や車両などの市外への移動を禁止すると発表した。これを受けて、市外に向かう鉄道などの交通機関はチケット販売を停止し、同市への航空便もキャンセルされた。
また、市当局は全市民に対してPCR検査を実施すると決定した。
河北省が首都北京市に隣接するため、中国当局は感染の急拡大に神経をとがらせている。
河北省は7日に突如、北京市に通勤する省内の住民に対して、北京市内に入る際、北京での在職証明書や過去72時間内のPCR検査陰性証明書などを提示するようにと指示した。
中国版ツイッター微博(ウェイボー)で、ユーザーらは、省当局が急に指示を出したため在職証明書などを用意できず、通勤途中で帰宅せざるを得なかったと訴えた。また、ユーザーによると、7日朝から北京に向かう高速道路では、書類の提出や一部の出入り口の閉鎖で、深刻な渋滞が起きた。
中国国務院(内閣に相当)は各地の企業や政府部門の職員に対して、旧正月中に帰省しないよう求めた。
一方、中国疾病予防控制センター(CDC)6日の発表によると、河北省の初期の感染者は、これまでに中国で発見された新型コロナウイルスとは違うウイルスに感染したという。同センターは、このウイルスはロシアで報告されたものと最も類似しているとの見解を示した。
(翻訳編集・張哲)
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