フィンランド、3月8日からロックダウン導入 緊急事態宣言を準備
[ヘルシンキ 25日 ロイター] – フィンランドのマリン首相は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、3月8日から3週間のロックダウン(都市封鎖)に入ると発表した。
緊急事態宣言を来週発令する準備を進めていることも明らかにした。
外出禁止措置は見送るが、飲食店を閉鎖し、13歳以上の学生に遠隔学習を義務付ける。
緊急事態宣言を発令すれば、飲食店の閉鎖や医療関係者の勤務時間拡大、祝日の延期などが可能になる。
フィンランドは現在、感染率が欧州で3番目に低いが、新規の感染者が急増しており、24日には590人に達した。同国の人口は550万人。
過去2週間、多くの地域で感染状況が悪化しており、特にヘルシンキ首都圏で感染が拡大している。
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