バイトダンスの口座凍結、インド裁判所は救済見送り 4月6日再審理

[ムンバイ 31日 ロイター] – 動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)のインドの銀行口座が同国当局により凍結された問題で、インドの裁判所は31日、同社への救済を見送った。

インド当局は3月中旬、脱税の疑いがあるとしてバイトダンスのインドのシティバンクとHSBCの2つの銀行口座を凍結するよう命じた。これを受けバイトダンスは、事業に影響が及ぶとして凍結命令を無効にするよう裁判所に申し立てていた。

バイトダンスはこの日、ムンバイ高等裁判所で開かれた審理で、口座の凍結により従業員の給与や家賃が支払えなくなると訴え、凍結解除を求めた。

裁判所は政府側の主張も聞いた後、4月6日に再び審理を開催すると説明した。

バイトダンスは、インド税務当局の決定には同意できないとしており、31日遅くに発表した声明で、法的に有利な立場にあると確信しており、裁判所の判決を待っていると説明した。

関連記事
「中国人は自分たちの子宮も臓器も支配できない」? 世界人権デー、世界じゅうに響き渡る打倒中共の怒声
シリアのアサド政権崩壊が、中国人の間で議論を巻き起こしている。中共の友人であったアサド政権の急速な崩壊は、独裁政権の脆弱性を象徴し、中国でも同様の変化が起こる可能性を示唆。ネット上では中共の崩壊を期待する声も
在日ウイグル人の団体「日本ウイグル協会」は先日、記者会見を開催し、同協会が主催する講演会への中国共産党による国境を超えた迫害の実態について訴えた。
タイ政府は輸入規制を強化し、中国からの低品質な商品を含む粗悪品の輸入量を20%削減したと発表。特に農産物、消費財、工業製品の取り締まりに注力している。
中央アフリカに位置するコンゴ民主共和国で、新たな致命的な伝染病が発生した。衛生当局によると、10月下旬に初めて […]