ミャンマー治安部隊、デモのリーダー格2人の身柄拘束 抗議活動続く

[15日 ロイター] – ミャンマーでは15日、治安部隊が、国軍のクーデターに抗議するデモ隊のリーダー格2人を逮捕した。

逮捕されたのは、イスラム教徒のWai Moe Naing氏(25)。同氏は逮捕前に、ロイターの電話取材に対し、ヤンゴンの北約700キロの町で抗議活動を主導すると語っていた。

ソーシャルメディアに投稿された動画には、反対方向から走ってきた車がバイクの集団に突っ込む様子が映っている。ロイターはこの映像の信ぴょう性を確認していない。

スウェーデン大使館は、同氏拘束の件を注視しているとし、拘束された人々全員が適切な医療を受け、人権が尊重されるよう訴えた。

ヤンゴンでは、抗議活動で主導的な役割を果たしていたMyo Aye氏を治安部隊が拘束した。

ミャンマーは13日から5日間「ティンジャン」と呼ばれる正月の休みに入っているが、国軍のクーデターに対する抗議活動やデモ行進は続いている。

現地メディアによると、主要都市マンダレーでは医療関係者の抗議活動に治安部隊が発砲し、1人が死亡、複数の負傷者が出た。

英BBCの現地語サービスなどによると、マンダレーでは医療関係者が早朝に集まったが、すぐに治安部隊が到着して発砲、一部を拘束した。犠牲者や逮捕者の詳細は不明。

メディアに投稿された写真によると、複数の都市で数百人が行進に参加したほか、バイクで抗議集会を行った。

抗議活動家の団体によると、クーデターが発生して以降、これまでに死亡した参加者は715人に上る。

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