弟子規(7)

親(Qīn) 有(yǒu) 疾(jí),藥(yào) 先(xiān) 嘗(cháng);

晝(Zhòu)夜(yè) 侍(shì),不(bù) 離(lí) 床(chuáng)。

喪(Sàng) 三(sān) 年(nián),常(cháng) 悲(bēi)咽(yè);

居(Jū)處(chù) 變(biàn),酒(jiǔ) 肉(ròu) 絶(Jué)。

喪(Sàng) 盡(jìn) 禮(lǐ),祭(jì) 盡(jìn) 誠(chéng);

事(Shì) 死(sǐ)者(zhě),如(rú) 事(shì) 生(shēng)。

【注釈】

 

(1)疾:疾病。

(2)嘗:嘗めて味をたしかめる。

(3)晝夜:朝早くから晩まで、昼夜一日中。

(4)侍:かしずく。

(5)悲咽:悲嘆にくれて嗚咽する。

(6)居處:居住空間。

(7)絶:絶つ。

(8)盡禮:礼節を守って尽力する。

(9)祭:祭拜。

(10)盡誠:誠を尽くす。

(11)事:つかえる。

 

 

【日文参考】

父母が病気に罹ったら、その子女は薬を熱すぎないか嘗めて確認し、日夜看病して病床を離れてはいけない。父母が世を去ったら、子女は喪を三年間守り、育ててもらった恩を偲んで悲嘆に暮れる。生活は簡素にし、酒肉を絶つ。父母の喪は礼儀に則って執り行い、礼拝には誠を尽くし、父母が世を去っても、生前同様に尽くさねばならない。

(竜崎)

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