マイクロソフト創業者ゲイツ氏が離婚、慈善活動は継続
[シアトル 3日 ロイター] – 米マイクロソフト創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏(65)とメリンダ夫人(56)が3日、離婚を発表した。両氏が創設した慈善団体の活動は今後も協力して行うとしている。
両氏はツイッターへの投稿で「人生の次の段階で夫婦として共に成長できるとはもはや思えない」として、27年の結婚生活を終える決断をしたと明らかにした。
両氏は2000年に創設した慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の共同会長および理事を務めている。財団によると、2人は今後もこれらの役割で協力して活動に取り組むという。
同財団は公衆衛生や教育、気候変動分野を中心に活動し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でもワクチンメーカーや治療薬開発などへの支援を行っている。
ビル・ゲイツ氏は慈善活動に取り組むため2000年にマイクロソフトの最高経営責任者(CEO)を退任。14年まで会長を務め、20年3月に取締役を退いた。
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