ドイツ、全成人がJ&Jのコロナワクチン接種可能に
[ベルリン 10日 ロイター] – ドイツのシュパーン保健相は10日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、全成人に接種を認めると表明した。医師の助言を受けて接種することも可能としている。
J&Jのワクチンを巡っては、米国でまれに血栓症が起きる事例が報告されているが、欧州医薬品庁(EMA)は先月、同ワクチンの投与を支持。どのような形で投与するかは、欧州連合(EU)の各加盟国の判断に委ねるとしていた。
J&Jのワクチンは接種が1回で済む。
ドイツ政府は先週、英アストラゼネカの新型コロナワクチンについても、接種対象を60歳以上に限定する従来の制限を解除した。
シュパーン保健相は、国内で高齢者のワクチン接種が進んでいると指摘。ワクチン接種を希望する60歳以上の国民全員が5月下旬から6月初旬までに接種を受けられるとの見通しを示した。
同相は、第2・四半期末までに1000万回分のJ&Jのワクチンが到着する予定だとし、より多く人々に投与できる体制を整えることが理にかなうとの認識を示した。
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]