ベラルーシの旅客機強制着陸、EU首脳会議で議論へ

[ブリュッセル 24日 ロイター] – 欧州連合(EU)首脳会議は24日の夕食会で、ベラルーシが欧州の航空会社ライアンエアーの旅客機を強制着陸させて政権に批判的なジャーナリストを拘束した問題を協議する。

当初はロシア、英国との関係について協議する予定だったが、ベラルーシに対する制裁も検討する。

EUのボレル外交安全保障上級代表は、EU域内の都市を結ぶEU加盟国の旅客便を目的地外に着陸させたのは「許しがたい行為だ」と批判。首脳会議でこの問題を取り上げる方針を示した。

同代表は声明で「EUはこの行為の重大性を考慮し、責任者に対する措置を講じることを検討する」と表明した。

フォンデアライエン欧州委員長も23日、「ベラルーシの体制による言語道断な違法行為は重大な結果を招く」とツイッターに投稿した。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。