インド与党投稿のラベル表示巡り警察介入、ツイッターが懸念
[ニューデリー 27日 ロイター] – インド警察が与党幹部による投稿の扱いを巡って米ツイッターのオフィスを訪れた問題で、同社は27日、現地スタッフの安全に懸念を示した。
ツイッターは警察の行動には直接言及せず、「(サービス)利用規約の実行に対し警察が脅迫的な手段を用いることについて、インドをはじめ世界中の人々と共に懸念を抱いている」と表明した。
インド警察は24日、ツイッターのオフィスを訪問し、与党・インド人民党(BJP)報道官の投稿に「操作されたメディア」のラベルを付けたことを巡る調査について通知した。
問題となっているのは、新型コロナウイルス感染拡大への対応で政府の失敗を強調した文書をBJPの幹部がツイッター上で公開したもの。与党側は最大野党の国民会議派がこの文書を作成したと主張したが、野党側はねつ造されたものと非難し、ツイッターは一部の投稿に操作されたメディアのラベルを付けた。
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