中国広東省、コロナ感染拡大で集団検査強化
[北京 8日 ロイター] – 中国広東省は今週、5月以降の新型コロナウイルス感染拡大を受け、一部の都市で集団検査を強化した。感染が1件も報告されていない地域も含まれる。
広東省は中国の製造業の中心地で、総生産は国内最大。5月21日以降に確認された感染者は110人を超え、感染例の約90%を占める省都の広州市で集団検査が強化されている。
広州市の保健当局の報道官は8日、5月26日の集団検査開始以来約2800万の核酸サンプルを採取し、そのうち40人がコロナウイルスの陽性反応を示したと明らかにした。
広州、深セン、仏山では感染報告を受けてそれぞれ別の時期に集団検査を開始した。感染が報告されていない中山や江門も、予防措置として今週集団検査を開始した。
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