6月30日、 菅義偉首相は新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議で、企業などの職域接種に関して「新規受け付けは停止を継続する」と語った写真は官邸で記者会見する菅首相。5月代表撮影。(2021年 ロイター)

職域接種の新規受け付け、停止を継続=菅首相

[東京 30日 ロイター] – 菅義偉首相は30日に開かれた新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議で、企業などの職域接種に関して「新規受け付けは停止を継続する」と語った。これまでに受け付けたものについては、「精査の上対応する」とした。

新型コロナの新規感染者数については、多くの地域で減少しているが「東京は増加傾向にある」との認識を示し、「高い警戒感をもって対策を徹底する。状況をよく見て対策を機動的に講じていく」と述べた

首相によると、会議ではワクチン接種の加速で60万人雇用が増え、国内総生産(GDP)を2%押し上げる12兆円の経済効果があるとの試算が示された。

首相は2020年度の税収額が過去最高額を上回る見込みと指摘した。

関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。