イメージ写真 (cynoclub / PIXTA)

ユニコーンを盗み続けた野良犬が注目を浴び、ついに幸せな家庭にたどり着く

アメリカのノースカロライナ州で一匹の野良犬ユニコーン人形を何度も盗もうとし、人々の注目を浴びました。幸いなことに、最終的にその野良犬は愛するユニコーンの人形と一緒に新しい家で養われることになり、この温かい物語は多くの人々を感動させました。

アメリカデュプリン郡に約1歳になるオスの野良犬がいます。彼は優しい性格で、いつの間にか現れて野良犬生活を送っていました。 しかし先日からおかしな行動をしだすようになりました。それはDollar Generalという地元の店に何度も「侵入」し始め、おもちゃエリアに直行しては、鮮やかな紫色のユニコーン人形を盗もうとしましたが、すべて失敗していました。

5回目にその人形を盗もうとしたところ、店員が偶然見つけて店内に閉じ込め、地元の動物サービスセンターに連絡してその「泥棒」を捕まえました。

その後、デュプリンカウンティアニマルサービス(Duplin County Animal Services)のスタッフが現場に駆けつけました。 動物管理者のサマンサ・レーン(Samantha Lane)が店に到着したとき、彼女は犬のユニコーン人形への愛情に感動したので、ユニコーン人形を購入して彼にプレゼントしました。

「彼は毎回このユニコーン人形に直行していたので、おそらく彼は同じような人形を持っている家庭から来たのかもしれない」とこの部門の責任者であるジョー・ニューバーン(Joe Newburn)は言いました。彼は最愛の人形を手にし、喜びながらレーンの車に飛び込みました。

野良犬は動物サービスセンターの収容所についた後も、紫色のユニコーン人形をご飯の時も寝る時も一時も離さずにいました。 人形と一緒だからか、収容所生活もすぐに慣れるばかりでなく、とてもお利口さんでした。

スタッフはまた、ディズニーの新作映画「ラーヤと龍の王国」のドラゴンにちなんで、このラブラドールの雑種犬をシスーと名付けました。

その後、動物サービスセンターは養子縁組情報をシスーが人形を抱きしめている写真と共にFacebookに投稿しました。

この投稿が発信された後、すぐにネットで大きな反応があり、1週間で2万回以上共有されました。動物サービスセンターのスタッフは、シスーの前の飼い主を見つけられませんでしたが、幸いにも養子縁組の情報が発信された1日目でシスーの養子縁組を希望する家族を見つけることに成功し、まもなく紫色のユニコーン人形と共に新しい家に引っ越します。

この暖かい話はネットで多くの人を感動させ、「引き取ってくれてありがとう」、「今までで一番可愛い物語です、シスーとそのユニコーン人形が新しい家を見つけられてとてもうれしいです」、「これは私が一番好きな動物の物語です」というコメントが寄せられました。

動物サービスセンターは、シスーは「おすわり」や、「待て」など、多くの芸ができると紹介しました。また、他の犬には無関心なのに、人にはとてもフレンドリーなシスーは、今回ついに幸せな家庭にたどり着くことができました。

(翻訳 Amy)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。