財務省、各財務局に要員配置、外資による地方企業への関与を監視=報道
共同通信社中国語版26日付によると、財務省はこのほど、国家安全保障に関わる重要な技術が海外に流出するのを防ぐ目的で、外国企業による日本の地方企業への出資や経営関与を監視するために、要員を全国の財務局に配置する方針を固めた。
全国9カ所の財務局に監視員を配置するのは、財務省の初めての試みだ。政府官庁と民間企業は影響力を拡大している中国の動向を警戒しているという。財務省幹部は、この取り組みは同省が「把握しづらい地方企業の業務情報や海外投資家の情報を取集し、投資審査を行う関連官庁に報告する役割を果たす」と述べた。
報道によると、財務省は2021年度内に、要員配置の計画を正式に決定する意向だ。また、8月末にまとめる2022年度予算の概算要求に人員確保の必要経費を盛り込むという。
(翻訳編集・張哲)
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]