台湾7月輸出受注、前年比21.4%増 5G・半導体好調で予想上回る

[台北 20日 ロイター] – 台湾経済部が20日発表した7月の輸出受注は前年同月比21.4%増の553億ドルと市場予想を上回る伸びとなった。

17カ月連続の増加で、伸び率はロイターが調査の予想中央値(20.85%)を上回った。

経済部は高速通信規格「5G」関連機器や半導体の需要が堅調だったと説明した。新型コロナウイルス対策により多くの国で移動が制限される中、ノートパソコンなど在宅勤務を支える電子機器の需要も膨らんだ。

新型コロナデルタ株が世界各地で広がっていることに懸念を示し、一部の国で感染対策強化がサプライチェーンに影響を与えていると指摘した。

その一方で、新型コロナワクチンの接種が加速している国があることや、5Gと自動車関連の需要が引き続き強いことが明るい材料とした。

8月の輸出受注は前年比20.9%から24.2%の増加を見込んでいる。

7月は米国からの受注が前年比16.5%増と前月の24%から減速した。中国からの受注も36.7%から20.1%へ鈍化した。

欧州からの受注は14.3%増、日本からの受注は27.6%増加した。

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