英政府、データ巡るパートナーシップ構築へ 米豪韓などと
[ロンドン 26日 ロイター] – 英政府は26日、欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を受けて障壁を取り除き貿易を促進するため、米国、豪州、韓国といった国々との間でデータを巡るパートナーシップの構築を目指すと表明した。
デジタル省は発表文で、データ十分性(data adequacy)パートナーシップは、事業を行う際に個人情報を国境を越えて共有するために、コストがかかるコンプライアンス(法令順守)措置を実行する必要がなくなることを意味すると説明した。
ダウデン・デジタル相は「官僚主義的確認手続きではなく、常識に基づくことができるようにするため、われわれ自らのデータ法を改革することを意味する」と指摘。「そして、データが後押しする成長とイノベーションという新しい時代を追求するため、『情報コミッショナー事務局(ICO、英個人情報規制当局)』が主導権を握ることを意味する」と述べた。
また、ニュージーランドのプライバシーコミッショナー、ジョン・エドワーズ氏も英国の次期情報コミッショナーとして英政府の優先候補に指名された。
関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。