中国の耕作地、2009ー19年に6%近く縮小=調査
[上海 27日 ロイター] – 中国の耕作地が2009ー2019年に6%近く縮小し、約128万平方キロメートルになったことが、同国の土地利用に関する調査で明らかになった。
自然資源省の会見によると、耕作地は国土全体の13%に相当し、国家目標を上回った。政府は2020年末時点で124万平方キロの耕作地を維持することを目指している。
ただ、耕作地は2009年以降、7万5000平方キロ以上減少しており、一部は森林、工業用地、都市用地に転用された。政府は耕作地が2030年までにさらに減少すると予測している。
自然資源省の高官は会見で、目標を達成するため、今後10年間、「厳格な農地保護制度を維持」する必要があると指摘。国内の土地の多くが依然として活用されていないか、非効率に利用されていると述べた。
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