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インディアン・チェロキー族の予言(上) 第一次世界大戦を予言

4色人種と箴言の石

大昔、神様は4つの人種にそれぞれ2つの箴言(しんげん)の石を与えました。赤色人種の箴言の石は、アリゾナ州のホピ族の居留地に保存されています。黒人の箴言の石は、ケニアのある山麓に、黄色人種の箴言の石は、チベット人によって保存されています。もし、ホピ族の居留地から、地球の反対側まで地心を一直線で通過することができれば、チベットに到着します。チベット語で「太陽」という言葉は、ホピ語で「月」であり、ホピ語で「太陽」という言葉は、チベット語で「月」となります。

チベットでは、次のような予言があります。「鉄のワシが空を飛び、車輪がついた馬が疾走するとき、チベット人は追放され、聖僧は赤色人種が住んでいる場所に流れ着く」。ホピの予言では、「鉄の鳥が空を飛ぶとき、土地を失った赤い衣を着た東洋人が現れ、海によって隔てられた兄弟が再会する」とあります。

ホピ族の箴言の石によると、ホピ族の土地に戻る最初の人類は、ウミガメのように地球を横断するといいます。彼らは人類ですが、ウミガメのように見えます。ですから、その時が近づくと、ホピ族は特別な村で彼らの土地を通過する「ウミガメ」を歓迎します。ホピ族は、朝日が出る時に遠くを眺めます。砂漠の向こうからウミガメのような鎧を着たスペインの兵士がやってきたので、ホピ族は誤解して、スペイン人を歓迎しました。

第1次世界大戦の予言

北米で災難が起きるという噂があります。一部の人類が神聖な事を忘れてしまったので、全ての人類が罰せられるというのです。そして、多くの部族は生き残る方法を探すために、人々を山奥に送ります。予言によると、人類が家族のように団結できなければ、神様は地球を掴んで、揺さぶると言われていました。

西部の長老の予言によると、人類はたくさんの黒い帯を作り、黒い帯の上には、甲虫が這い回ります。甲虫が道路を這うようになったとき、神様による1回目の揺さぶりがあるといいます。揺れはどんどん激しくなっていき、甲虫が宙に放り上げられ、そして、空を飛ぶようになります。これらの甲虫の背後には汚い痕跡が残り、多くの病気を引き起こし、事態をさらに悪化させます。1908年にT型フォードという自動車が量産されて以来、道路を這っていた「甲虫」が大量に増えました。この時点で、神様は初めて地球を揺るがしました。それが第1次世界大戦です。

第1次世界大戦で、飛行機が普及し、それがまさに予言の中の「空に飛ぶ甲虫」なのです。長老たちは、非常に重要なことが起こると予知しました。なぜなら、世界の人々は団結しなくなり、インディアンはいまだに世界同盟から除外されていたからです。

(作者・冬燁/翻訳編集・千里)

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