石破派会合、総裁選対応で結論出ず 主戦論と河野支持で割れる
[東京 7日 ロイター] – 自民党の石破派は7日会合を開き、石破茂元幹事長の総裁選出馬をめぐり協議したが、出馬すべしとの意見が出た一方、河野太郎行革担当相を支援すべきなどの声もあり派閥としての方針はまとまらなかった。石破氏も出馬の有無について明言しなかった。
会合後、同派の世話人を務める福山守衆院議員が記者団に明らかにした。
福山氏によると石破氏からは、国民の声や党員の声を真摯に聞き、国家・国民のために何をなすべきかが重要との趣旨の発言があったという。
17日の総裁選告示までに再度協議し結論を出す方針だ。
29日に投開票が行われる自民党総裁選はこれまでに岸田文雄前政調会長が出馬を表明、河野太郎行革担当相、高市早苗元総務相、野田聖子幹事長代行らも出馬の意向を示している。
自民党が4日に2000人以上の党員を対象に実施した総裁選の投票先意向調査では、石破氏が29%と首位で、河野氏21%、岸田氏19%、高市氏8%、野田氏4%となっていた。
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