(shige hattori / PIXTA)

甘くて歯ごたえの良いスイカの選び方は? スイカ農家が教える4つの秘訣

スイカは栄養素が豊富で、水分量が多く、果肉が緻密でとても美味しいですよね。 しかし、市場に山のように積んであるスイカの中から、どうやって美味しいスイカを見分ければ良いでしょうか?

スイカの選び方を知らない人も多いのではないでしょうか。気分で選ぶこともあれば、店員さんに頼んで選んでもらうこともあります。しかし、大型店やスーパーなどでは、選んでもらう事はなかなか難しいもの。だったら他の人に選んでもらうより自分で選んでみましょう!スイカを見分けられるコツを身につければ甘くないスイカを選ぶことも無くなります。

昔ながらのスイカ農家の方からスイカの見分け方を教われば、次回からは甘くて歯ごたえもよく美味しいスイカを持ち帰ることができます。

色でいうと、赤肉のスイカは大玉が多く、小玉のスイカは黄色肉のものが多いですが、最近は赤肉の小玉も出回っています。

1. 外見

 

スイカ全体が満遍なく丸く、表面がなめらかに見えること。 (凹凸が少なく、平らな形状はあまり良くない)

2. スイカの縞模様を見る

 

線や色がくっきりしていて見た目が自然なものほど、いいスイカです。 縞模様が乱れていたりくっきりとしていないスイカは熟していないか、放置時間が長すぎることを示しています。また新鮮なスイカは鮮やかな緑色をしています。 灰色がかったくすんだ色は、熟していないか、放置時間が長すぎることを意味し、食感も良くないでしょう。中には、白くて縞模様のない部分があるスイカもありますが、これはスイカと地面が接触して成長したからです。この部分が黄色く、幅広いほど熟しており美味しいと言われています。ただし、すべてのスイカにあるわけではないようです。

3  へたの部分とお尻の部分を見る

また、へたの部分が、盛り上がっていて湾曲している方が甘いです。 まっすぐなものは食感も良くなく、乾燥している場合は、長時間放置されていて鮮度が落ちている可能性があります。反対側のお尻の部分の臍も小さいほど、食感が良いです。 臍が小さいほど、スイカの味が良いとされています。臍が大きいと十分に熟しておらず、美味しくありません。

4 . 音を聴く

指でスイカを叩いて音が鮮明で大きければ大きいほど、美味しいスイカといわれています。 鈍い場合は水分が少ないようです。余談ですが、冷たくて甘いスイカを食べた後のスイカのは、ほとんどの人が捨ててしまいます。しかしスイカの皮には利尿作用や抗熱作用があり、夏の一つの美味しい料理でもあります。 生で食べたり、スープに入れたり、炒めたり、漬けたり…と、さまざまな美味しい料理が楽しめます。

スイカの外の緑色の皮を剥くとその下の白い果肉は、料理に風味を添えるだけでなく、甘くて果物の自然な味がします。なので、次にスイカを食べるときには、果肉を切り出した後の皮は是非有効利用してみてください。

(翻訳・清水慧美)

 

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