中国郵政、内部者がEMS利用客の金275グラム盗む
中国の貴金属宝石商がこのほど、国営郵便事業会社の中国郵政集団の国際スピード郵便(EMS)の配達サービスを利用して郵送した金275グラムが同社の関係者2人に盗まれたことがわかった。
中国紙・南方都市報などによると、天津市で貴金属宝石販売を営む女性は8月28日、中国郵政のEMSを使って11万元(約187万円)相当の金275.05グラムを河南省商丘市の取引相手に送った。30日、EMSの追跡サービスでは、荷物は商丘市の中継局に送られたと表示した。その数日後、荷物は配達済みと表示したが、女性が相手に確認したところ、届いていないと知った。
女性の問い合わせを受け、中国郵政はEMSの損害賠償制度に基づき、女性に2万元(約34万円)の賠償金を支払い、調査を実施すると表明した。
中国郵政の河南省支社は20日、声明を公表し、地元警察は女性の荷物を盗んだとして下請け企業の従業員2人を逮捕したと明らかにした。金275グラムのうち、250グラムを回収できたという。残りの部分について、同社が賠償するとした。
(翻訳編集・張哲)
関連記事
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
16日夜、中国山東省済寧市にある大型ショッピングモールで少女(14歳)が転落し、死亡する事故が起きた。 少女は […]
中国の新任国家安全部部長、陳一新が指揮する下で、法輪功と神韻に対する激しい攻撃が行われています。内部関係者はこれを中共の計画の一環として描写し、多国籍スパイ活動と密接な関連があると述べています。
社会報復事件の再発防止?学生に監視アプリを強要。「言論やメンタル状況、衣・食・住・移動、両親の収入状況、家庭状況なども含め、全方位に監視し、居場所を特定できる」という。
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。