菅義偉首相は23日、米国が主催する新型コロナ・サミットにビデオで参加し、途上国に対するワクチン供与量を従来公表の3000万回分から6000万回分に引き上げると表明した。3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

菅首相、途上国向けワクチン3000万回分の追加供与を表明

[東京 23日 ロイター] – 菅義偉首相は23日、米国が主催する新型コロナ・サミットにビデオで参加し、途上国に対するワクチン供与量を従来公表の3000万回分から6000万回分に引き上げると表明した。

首相は6月2日、途上国向けワクチンを各国が共同調達する枠組み「COVAXファシリティー」などを通して、日本国内で製造するワクチン3000万回分を各国・地域に提供すると明らかにしている。

すでに日本国内で作られた2300万回分の英アストラゼネカ社ワクチンを供与している。

今回追加供給するワクチンの製造元については公表していない。

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