画像はイメージ写真です(Aurinko / PIXTA)
画像はイメージ写真です(Aurinko / PIXTA)

7歳の女の子とバスを待ち、見送るのが子猫の日課に

ジェシカ・レザーマンさんという女性は、子猫を飼っています。 この子猫は、7歳になる娘さんととても仲が良く、毎日スクールバスのお迎えを一緒に待って、見送るそうです。子猫は、まるで娘さんの安全を見守る「ボディガード」のような存在です。 

The Dodoのウェブサイトによると、「クレイグ」と名付けられた白黒の子猫は、2019年に動物保護施設で8か月半過ごした後、レザーマンさんに引き取られました。 レザーマンさんの家に到着すると、クレイグはすぐに彼らの生活に溶けこみました。 

レザーマンさんは、クレイグのことを「怠け者で、何も怖がらない」と表現しています。 稲妻や雷が鳴っていても、すぐに寝てしまい、怖がることがありません。 起きているときは、ピエロのようにおどけて、キッチンカウンターから物を落として家族の注目を集めています。 

レザーマンさんは、クレイグは娘さんと特別な関係にあったといいます。 娘さんは今年から1年生になりますが、クレイグは毎日、家の前の芝生で娘さんと一緒にスクールバスを待ち、バスに乗った娘さんが、視界から消えるまで見送ってから、家に戻ります。 

(かわいい子猫の見送りの動画はここをクリック) 

レザーマンさんによると、クレイグは娘さんがスクールバスに乗っているときに、ドアの前でニャーニャーと鳴いていました。ある日、娘さんが学校に行くのを見送るためにドアを開けると、バスを待つ娘さんのそばに行き、一緒にバスを待っていたのです。それから毎日、娘さんの「見送り」がクレイグの日課になったそうです。 

「毎日こうしているの。彼はこの役目を自ら行っています。なぜだかわからないけど、とても心が温まります」とレザーマンさんは言いました。 

クレイグが毎日そうしているので、近所の子どもたちは、彼のことを知っているといいます。 車が止まると、みんなが「クレイグ」と声をかけます。 クレイグは、地域のマスコットのような存在となりました。 

レザーマンさんは、娘がスクールバスに乗るまで、クレイグが見守る様子を撮影した動画をネット上で公開したところ、多くの関心が集まりました。 クレイグは、学校に通う孫娘を見守る、生まれ変わったお祖父さんのようだと言われました。 

(翻訳・井田千景)

関連記事
健康的とされる甘味料「エリスリトール」が、実は血管や脳に悪影響を及ぼすかもしれないという研究結果が発表されました。
関節炎、がん、認知症、うつ…。「治らない」とされてきた慢性疾患が、生活習慣の改善で“逆転”した症例が続々報告されています。諦めずに、希望の声を信じて。
玉ねぎは冷蔵庫に入れると逆に傷みやすい?風味を損なわず長持ちさせるには「温度・湿度・包装」が鍵。知らないと損する保存術をご紹介します。
目の疲れや体の不調に効く「行間」のツボをご紹介。高血圧やストレスを和らげ、肌の輝きも取り戻せるセルフケア法を今すぐ試して、心身のバランスを整えましょう!
唐の時代、雪に包まれた上苑で女帝・武則天の心は曇り、冷えた空気がその憂いを深めていました。彼女はその心情を詩に込め、明朝に百花を咲かせるよう命じるのでした。