ブリンケン米国務長官(写真)は28日、スーダンのマリアム・マハディ外相と電話会談し、スーダン軍による政権掌握と文民指導者の拘束を非難した。写真はアーリントンで27日撮影(2021年 ロイター/LEAH MILLIS)

米国務長官、スーダン外相と電話会談 軍の政権掌握を非難

[28日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は28日、スーダンのマリアム・マハディ外相と電話会談し、スーダン軍による政権掌握と文民指導者の拘束を非難した。

ブリンケン氏はまた、民政移管を求めるスーダン国民を米国が支援する方法についても議論した。ツイッターへの投稿で明らかにした。

スーダンでは25日に軍がクーデターを起こし政権を掌握。これに抗議する人々が軍と衝突し、数名が死亡した。

2年前にはバシル長期政権が崩壊し、軍民共同の統治評議会が発足し、民政への移管が進められてきたが、統治評議会のブルハン議長は評議会を解散した。

国務省のプライス報道官によると、ブリンケン氏はスーダンの憲法宣言に沿った民政移管を米国が支援することについて協議した。

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