ローマ教皇、「招請あれば喜んで訪朝」 韓国大統領の要請受け
[バチカン市 29日 ロイター] – 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、ローマ教皇フランシスコに謁見した。韓国と北朝鮮の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)の有刺鉄線で作った十字架を贈り、あらためて北朝鮮訪問を要請した。
大統領はカトリック教徒で、ローマで開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため同地を訪れ、バチカン(ローマ教皇庁)によると、教皇と私的に約25分間対話した。
大統領府は教皇が、「招請があれば、平和のために喜んでに支援に行く」と述べたと発表した。
文大統領は2018年に教皇に謁見した際、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記からの口頭の訪朝招請を伝えた。バチカン(ローマ教皇庁)当局者らは当時、平和の助けになるなら教皇は一定の条件下で訪問を検討すると明らかにしていた。
関連記事

インド軍がパキスタン領内を攻撃し、パキスタン軍はインド戦闘機5機を撃墜と発表。双方で死傷者が出て緊張が高まっている。

トランプ氏が構想する「ゴールデンドーム」は米本土をICBMから守る壮大な計画だが、現状の兵器テスト体制は理想から程遠い。幻想と現実の乖離が浮き彫りに。

国際金融協会(IIF)が6日に発表した最新の報告書「グローバル債務モニター」によれば、2025年3月末時点で世界の債務残高が324兆ドル(約4.6京円)に達し、過去最大を記録した。

米下院が法輪功保護法案を全会一致で可決。中共による臓器摘出への制裁措置を明記。今後、上院可決と大統領署名が焦点。

EUとアメリカの貿易交渉が進展。関税撤廃と引き換えにEUはアメリカ製品購入を増やす可能性。中国製品流入への警戒も強まる。