あすのシェフさん

外カリ 中ふわ! ピリ辛で箸が止まらない 台湾風揚げ豆腐

だんだんと気温も下がり肌寒い季節となってきました。こんな時はちょっと辛くて暖かい食べ物が恋しくなってきませんか? 

今日はピリ辛で食欲そそる「台湾風揚げ豆腐」を紹介しましょう。

6世紀に李時珍によって編纂された『本草綱目』では、豆腐は約2200年前の前漢時代に劉安によって発明されたとの記述があります。現代の淮南市には「豆腐村」があり、劉邦の孫だった劉安が不老長寿の食べ物を研究させていたときに偶然生まれたのが豆腐であるという伝説が残っているようです。

揚げた豆腐は、外がカリッと、中はふわふわ! ピリ辛な味付けが食欲をそそり、箸も止まらない美味しさです! 下の動画も見て、作ってみて下さいね。

材料

絹ごし豆腐 1丁 

豚ひき肉 300g 

ニラ 1束 

ニンニク 5片 

乾燥唐辛子 8本 

片栗粉 60g 

サラダ油 1100g 

顆粒だし 5g 

醤油 95g 

オイスターソース 15g 

砂糖 5g 

水 460g 

水溶き片栗粉 15g (片栗粉5g 水10ml)

作り方

(1)にんにく、ニラをみじん切りにする。唐辛子を斜めに切り、種を取り除いておく。豆腐を九等分に切る。

(2)フライパンにサラダ油80gを熱し、弱火で唐辛子を炒め、少し色が変わってから、豚ひき肉を入れて炒める。水400g、醤油80g、八角、にんにくを入れ、25分煮込む。顆粒だしを加え混ぜ合わせる。

(3)サラダ油1000gを鍋に入れ加熱する。その間、豆腐に片栗粉を満遍なくまぶす。油温が160℃になったら、豆腐をきつね色になるまで揚げる。油を切って取り出し、器に並べておく。

(4)フライパンにサラダ油20gを熱し、オイスターソース15g、醤油15g、水60g、砂糖5g、(2)で調理した豚ひき肉を加え、煮立ったら、水溶き片栗粉、ニラを加え、軽く混ぜれば肉味噌の完成。

(5)(4)の肉味噌を(3)の揚げ豆腐にかけて完成。

ポイント

肉味噌は沢山作って、小分けにして冷凍保存しておくと、いつでも使えます。麺にかければジャージャー麵に、お野菜と炒めても美味しくいただけます。

食材と調味料の提供元

オーガニック クランデール 

https://courantdair.jp/

 

 

今日のシェフさんは…

料理人 柴傑(さい けつ)

1967年、中国大連出身。1983年より中国の専門学校で料理を学び始め、以来、中華料理の道ひとすじに進む。86年より日中合弁ホテルで働く。96年、国際倶楽部レストラン料理長。98年、31歳にして中国国家が認定する「特1級調理師」資格を取得。2000年8月に来日、名古屋のシーフードレストランで働く。2008年4月、東京浅草橋「味の宛」料理長。2015年4月、千代田区平河町「ジョニーヌードル」総料理長、現在に至る。2012年および2013年には、米ニューヨークのタイムズスクエアで開催された「世界中国料理技能コンクール」に出場。同コンクールでは、2回とも中国東北料理部門で銅賞を獲得した。

 

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