11月20日、ブリンケン米国務長官は訪問先のセネガルで、米国の対アフリカ投資は持続不可能な水準の債務を課すものではないと述べた。ダカールの米大使館で撮影(2021年 ロイター/Andrew Harnik/Pool via REUTERS)
11月20日、ブリンケン米国務長官は訪問先のセネガルで、米国の対アフリカ投資は持続不可能な水準の債務を課すものではないと述べた。ダカールの米大使館で撮影(2021年 ロイター/Andrew Harnik/Pool via REUTERS)

米の対アフリカ投資、持続不可能な債務負わせず=国務長官

[ダカール 20日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は20日、訪問先のセネガルで、米国の対アフリカ投資は持続不可能な水準の債務を課すものではないと述べた。

米企業4社がセネガルと合意した総額10億ドル超相当の契約の調印式に出席し、米国は「対処できないような債務を相手国に負わせることなく」投資すると強調した。

米国は透明性のある持続可能な合意を通じてアフリカのインフラ建設を支援する姿勢を打ち出している。

ブリンケン氏は19日に訪問したナイジェリアでも、ここ10年でアフリカ大陸に広がった中国のインフラプロジェクトを直接批判しないよう配慮しつつ、国際的な投資合意は不透明で強制的なケースが多いと述べていた。

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