11月29日、オーストラリアのモリソン首相は、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染者が国内で初めて報告されたことを受け、12月1日に予定していた国境の再開を2週間延期すると発表した。写真はシドニー国際空港の国際ターミナル。昨年3月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)

豪州、国境再開を2週間延期 オミクロン株確認で

[シドニー 29日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は29日、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染者が国内で初めて報告されたことを受け、12月1日に予定していた国境の再開を2週間延期すると発表した。

国家安全保障委員会を開催し、専門家の助言を受けて延期を決めた。

同首相は、国境再開の一時延期により、ワクチンの有効性や感染力などオミクロン株に関する情報を収集できるとの声明を発表した。

関連記事
ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領がトランプの大量強制送還にNOを突きつけた。カストロ大統領は次期トランプ政権がホンジュラス国民の大量強制送還を実施した場合、米軍基地の閉鎖を検討すると述べた
韓国当局は弾劾された尹錫悦大統領の逮捕を試みたが、官邸で治安要員に阻まれた。6時間の対立後、逮捕状の執行を中止した。
フォルクスワーゲンの子会社がデータ漏洩が発生、約80万台の電動車の運転データが数か月間公開され、駐車位置やバッテリー情報などが漏洩。原因はクラウドセキュリティの脆弱性によるもので、同社は現在は解決済みだとしている。
ベネズエラ最高裁がTikTokに1千万ドルの罰金を科す。プラットフォーム上の危険な挑戦により3人の子供が死亡、数十人が負傷したため。10日以内の支払いと国内事務所設置を命令。
インドが初の長距離極超音速ミサイル試射に成功し、先端兵器保有国の仲間入りを果たした。極超音速ミサイルは音速の5倍を超える速度を持ち、非常に高い機動性を誇る。飛行軌道は低く、飛行中に攻撃目標を調整でき、通常の弾道ミサイルよりも追跡・迎撃が困難だ。