香港、新たに13カ国からの入境禁止 変異株を警戒
[香港 30日 ロイター] – 香港政府は、新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」を理由に新たにアフリカ4カ国からの非居住者の入境を禁止した。
今後、入境禁止を拡大し、過去21日間にオーストラリア、カナダ、イスラエル、欧州6カ国に滞在した非居住者の入境も禁止する計画。
29日遅くに発表した声明で明らかにした。アンゴラ、エチオピア、ナイジェリア、ザンビアからの非居住者の入境を30日から禁止する。ワクチン接種済みの居住者は入境できるが、政府施設での7日間の隔離とさらに2週間のホテルでの隔離(自費)が必要になる。
また、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、ドイツ、イスラエル、イタリアに過去21日以内に滞在した非居住者も、12月2日から入境を禁止する。ワクチン接種済みの居住者は3週間のホテルでの隔離が必要になる。
香港政府は先週、南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエからの非居住者の入境を禁止している。
香港ではこれまでに隔離期間中の強制検査で3人のオミクロン株感染が確認されているが、市中感染は報告されていない。
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