「白いシャチ」は希少であるため、世界でも目撃例は非常に少ないと言われている。画像はイメージ写真(cranemania / PIXTA)

北の海にひょっこり「根室海峡に2頭の白いシャチ」

日本のホエールウォッチャーは今秋、北海道知床半島羅臼沖の根室海峡で、シャチの群れのなかで一緒に泳ぐ「白いシャチ」を発見しました。

(白いシャチの写真は、こちらから)

地元の旅行会社「ゴジラ岩観光」のホエールウォッチング船が、約40人の観光客を乗せて根室海峡をクルージングしていたところ、海面に2頭の白いシャチを見つけました。

ある乗船客は、「沖に出るとすぐに、2頭の白いシャチが目の前に現れました。そのうちの1頭はやや高齢で少し黒っぽく、もう1頭はまだ若いようで肌の色が薄かったです」と語りました。確認はできませんが、体の大きさと背びれの形から「2頭はオスとメスだったようです」という声も聞かれました。

「白いシャチ」は希少であるため、世界でも目撃例は非常に少ないと言われています。その理由の一つとして、通常の色のシャチに比べて目立ちすぎるため、外敵の攻撃を受けやすく、生存を難しくしていることが挙げられます。

(翻訳編集・鳥飼聡)

 

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