インド裁判所、州選挙の延期要請 オミクロン株流行で
[ニューデリー 24日 ロイター] – インド・ウッタルプラデシュ州のアラハバード高裁は、新型コロナウイルスのオミクロン株流行を理由に州選挙と選挙運動の延期をモディ政権に要請した。
オミクロン株の感染が増えており、感染第3波が起きる可能性があるとしている。
ウッタルプラデシュ州の選挙は来年2月に行われる見通し。同時期に他の3州も選挙を実施する。
同州の人口は2億2000万人以上と、国内最大。ウッタルプラデシュ州の州選挙は2024年の国政選挙の前哨戦となるため、与野党が激しい戦いを繰り広げている。
すでにモディ首相の与党・インド人民党などが選挙集会を開始しており、新型コロナ規制が無視される状況が続いている。
高裁は、可能であれば選挙を数カ月延期することが望ましいと表明した。
モディ首相は23日、同州で大勢の聴衆を前に演説している。
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