バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は12月27日、国内航空便の搭乗者に対する新型コロナウイルスワクチン接種の義務化を検討するよう政府に提案したと明らかにした。シアトルの空港で撮影(2021年 ロイター/Lindsey Wasson)

米首席医療顧問、国内航空便搭乗者のワクチン義務化を提案

[27日 ロイター] – バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は27日、国内航空便の搭乗者に対する新型コロナウイルスワクチン接種の義務化を検討するよう政府に提案したと明らかにした。

ファウチ氏はMSNBCのインタビューに対し「義務化の検討は理にかなうと考えている」と述べた。

オミクロン変異株の感染が拡大していることに加え、一部地域が悪天候に見舞われていることで、27日は米国発着便および国内便の合計1130便が欠航。26日には同1300便以上が欠航。クリスマスイブは700便近く、クリスマス当日は997便が欠航となっており、遅延便も多発していた。

バイデン大統領はこの日、国内便の搭乗者にワクチン接種を義務付けるかについては明らかにしなかった。

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