1月4日、香港の裁判所は、天安門事件の追悼行事を宣伝したとして、元民主派団体の活動家、鄒幸タン氏(写真)に禁錮1年3月の刑を言い渡した。昨年9月、香港の「六四記念館」で撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu)

香港民主活動家に禁錮刑、天安門事件の追悼行事巡り

[香港 4日 ロイター] – 香港の裁判所は4日、天安門事件追悼行事を宣伝したとして、元民主派団体の活動家、鄒幸タン氏(36)に禁錮1年3月の刑を言い渡した。

同氏は昨年6月4日の天安門事件記念日の前日に逮捕されていた。

追悼行事は過去2年間、新型コロナウイルスの流行を理由に禁止されているが、2020年には数千人がろうそくを灯し、21年も規模は小さくなったが同様の追悼が行われた。

鄒氏はソーシャルメディアに「ろうそくを灯すことは犯罪ではない。自分の立場を守ろう」と投稿していた。

同氏は無罪を主張。追悼集会を呼び掛けたのではなく、天安門事件を忘れないよう呼び掛けたかったと述べていた。

関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。