インド大都市、来週に感染ピークか 新規感染24.7万人
[ニューデリー 13日 ロイター] – インドで新型コロナウイルスの感染が急増しており、専門家はニューデリーやムンバイなどの大都市で感染が来週ピークに達する可能性があるとの見方を示している。
13日に報告された新規感染者は24万7417人で、昨年5月下旬以降で最多。1カ月前の30倍以上に達している。感染力の強いオミクロン株がデルタ株に置き換わっていることが背景。
累計感染者は3632万人で、米国に次いで世界2位となっている。
アショカ大学のゴータム・メノン教授は「私たちのモデルや他のモデルによると、大都市では1月20日前後に感染がピークに達する。インド全体のピークは少し遅れ、2月初旬になる可能性がある」と述べた。
当局によると、現在の感染第3波では軽症者が多く、多数の死者が出た昨年4─5月と比べて、入院患者や死者は少ない。
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