これは、ピラミッドの上を飛び、エネルギー線と接続する飛翔体のイラストです。(Shutterstock)

世界中のピラミッド(37)エジプト 誰がクフ王のピラミッドを建設したのか?

誰がクフ王のピラミッドを建設したのか?

歴史学者は、ピラミッドファラオの墓と密接な関係があると考えています。820年、アルマムーン(Caliph Al-Ma’mun)はイスラム教徒を率いて、初めてクフ王のピラミッド内に入りました。しかし、中には宝石や彫像などの埋葬品どころか、欠片すらなく、あったのは、何も入っていない蓋のついていない石箱でした。壁にも何も刻み込まれていなかったのです。

その後、エジプト人はファラオを記念するために、内部をきれいに装飾し、豪華な埋葬品も入れました。このことから、クフ王のピラミッドは、もしかすると、ファラオの墓ではないのかもしれません。それどころか、全く関係のない別物である可能性もあるのではないでしょうか。

「古代エジプト学の父」と呼ばれるジャン=フランソワ・シャンポリオン(Jean-Francois Champollion)は、ピラミッドを建設した人の智慧は今の我々ではとても到達できないほど高度なものであると考えました。

多くの証拠が、エジプト人はクフ王のピラミッドを建設することができないことを証明しており、また、誰がどのピラミッドを、いつ、何の目的で、どのようにして建設したのかを明白に説明できる確固たる証拠もないのです。

多くの人を驚愕させるような、現代科学でも解明できないいくつもの謎が、クフ王のピラミッドは宇宙人が建設したのではないかという仮説に結び付き、むしろ、このような仮説こそ、これら多くの不可解な謎を合理的に説明できるのかもしれません。

もっと大胆に考えれば、高度な智慧と巨大な体を持った超古代文明の人類がピラミッドを建設したという可能性もあるのではないでしょうか?

(つづく)

――正見ネットより転載

(作者・意文/翻訳編集・天野秀)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。