ロシア大統領府は31日、プーチン大統領(左)がウクライナ問題を巡り、フランスのマクロン大統領(右)と再び電話会談したと明らかにした。写真は2020年6月に行われたテレビ会談(2022 年 ロイター/ Sputnik/Mikhail Klimentyev/Kremlin via REUTERS)

仏ロ首脳がウクライナ巡り再び電話会談、対面方式での会談検討へ

[モスクワ 31日 ロイター] – ロシア大統領府は31日、プーチン大統領がウクライナ問題を巡り、フランスのマクロン大統領と再び電話会談したと明らかにした。

ロシア大統領府の声明によると、両首脳はロシアが提案している安全保障についても協議。対面方式での会談の実施を検討することでも合意した。

両首脳は28日に電話会談を実施したばかり。

一方、マクロン大統領も声明で31日にプーチン大統領と電話会談したと表明。ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナが参加する「ノルマンディー方式」と呼ばれる4カ国協議でウクライナ情勢を巡り進展があったことを両首脳が歓迎したほか、ミンスク和平合意の履行に向けて対話を継続する意向を示したと述べた。

フランス当局者は対面方式での仏ロ首脳会談について、排除されていないが、日付は決まっていないとした。

関連記事
米政府は、中国の通信機器大手ファーウェイに製品を供給することを許可していた一部企業のライセンス8件を今年取り消したことが明らかになった。7月2日(現地時間)、ロイター通信によると、米商務省はマイケル・マコール下院外交委員長の質問に対する回答文書で「2024年初めからファーウェイに関連する8件の追加ライセンスを取り消した」と確認した。
インドメディアによると、首相ナレンドラ・モディは数日内にロシアを訪問する予定であり、これはインドが西側諸国と接近しすぎてロシアと疎遠になり、中国に空間を与えてしまうのではないかという懸念を払拭する助けとなるだろう。ロイター通信は7月3日(水)に報じた。インドとロシアの双方は訪問を確認しているが、訪問の日程はまだ確定していない。インドメディアによれば、モディは来週ワシントンで開催されるNATO首脳会議の前後にモスクワを訪問する予定であり、ウクライナ問題がこの首脳会議の主要議題の一つとなる見込みである。
イエメンの反政府武装組織フーシによる紅海航運の襲撃が原因で運賃が上昇し、世界の輸出入貿易に影響を与えている。特にアメリカを含む世界の輸入業者は貨物輸送に不安を抱いている。中国の製造業者は、今年がこれまでで最悪の年になると語っている。
今年7月4日、英国は欧州連合離脱後の初の全国選挙を迎える。世論調査によると、労働党が保守党に対して大きくリードしており、「改革党」は最大の野党を目指している。英国では下院の650議席が争われる。下院の過半数を獲得した政党は次期政府を組織する資格を持ち、その党首が首相となる。第二党は最大の野党となる。