2月7日、岸田文雄首相(写真)は衆院予算委員会で、塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について「条件付き早期承認制度」の適用を検討すると述べた。写真は昨年11月都内での代表撮影(2022年/ロイター)

塩野義のコロナ飲み薬、条件付き早期承認制度検討=岸田首相

[東京 7日 ロイター] – 岸田文雄首相は7日の衆院予算委員会で、塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について「条件付き早期承認制度」の適用を検討すると述べた。

稲津久委員(公明)の質問に答えた。

岸田首相は、経口治療薬(飲み薬)の開発は大変重要だと述べ、「研究開発への支援のほか、治験費用への補助など実用化を加速するための支援も実施しており、しっかり後押したい」との考えを示した。

その上で「国産経口治療薬の早期実用化に向け、臨床試験で安全性・有効性が示された場合には、条件付き承認制度も含め、あらゆる手法の活用を視野に迅速に審査を行いたい」と強調した。

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