米ホワイトハウスのサキ報道官は7日、北京冬季五輪の開会式で新疆ウイグル自治区出身の女子選手が聖火リレーの最終走者に起用されたことによって、「中国の一部で見られる人権侵害やジェノサイド(民族大量虐殺)から注意をそらすことは許されない」という認識を示した。ホワイトハウスで撮影(2022年 ロイター/Leah Millis)

米、人権侵害から注意そらさぬべき ウイグル族選手の聖火点火で

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[ワシントン 7日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサキ報道官は7日、北京冬季五輪の開会式で新疆ウイグル自治区出身の女子選手が聖火リレーの最終走者に起用されたことによって、「中国の一部で見られる人権侵害やジェノサイド(民族大量虐殺)から注意をそらすことは許されない」という認識を示した。

サキ報道官は、米国が北京五輪に外交使節団を派遣しない「外交ボイコット」を決めたのはこうしたことが理由だったと説明した。

北京五輪では、クロスカントリースキーに出場するウイグル族のジニゲル・イラムジャン選手(20)が最終ランナーの1人に選ばれた。

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