3月8日、バチェレ国連人権高等弁務官(写真)は、5月にも自身が訪中することで中国政府と合意したと表明した。2018年12月撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)
3月8日、バチェレ国連人権高等弁務官(写真)は、5月にも自身が訪中することで中国政府と合意したと表明した。2018年12月撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)

国連人権高等弁務官、5月にも訪中 新疆も訪問へ

[ジュネーブ 8日 ロイター] – バチェレ国連人権高等弁務官は8日、5月にも自身が訪中することで中国政府と合意したと表明した。発言内容を理由に拘束されている政府批判者の問題も既に提起したという。

ジュネーブの人権理事会でビデオメッセージを通じて明らかにした。訪問先には、約100万人のウイグル族が拘束されていると活動家が指摘する新疆ウイグル自治区も含まれると述べた。国連人権高等弁務官の訪中は2005年以来という。

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