スナク英前財務相、首相就任なら「インフレ対策を最優先」
[ロンドン 14日 ロイター] – 英国のスナク前財務相は14日、首相に就任した場合に最も優先する経済課題として高インフレへの対応を挙げ、ジョンソン首相の後任を争うライバルが掲げる減税ではないとの姿勢を示した。
5月の英消費者物価指数(CPI)は前年比9.1%上昇。40年ぶりの高い伸びで、主要7カ国(G7)で最高となっている。
スナク氏は「経済的な最優先事項はインフレへの対処で、これ以上悪化させないことだ」とBBCラジオで指摘。減税は責任を持って行うとした上で、「私は党首選に勝つために減税するのではなく、減税するために勝つ」と述べた。
14日に行われた保守党党首選の第2回投票ではスナク氏が101票を獲得し、第1回投票に続きトップに立った。
関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。
EUの消費者保護機関は違法販売で中国ECプラットフォーム「Temu」に是正を要求している。応じなければ罰金の可能性もある。
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
欧州連合(EU)は29日、31日から中国製EVに45%の関税を導入すると発表した。中国からの安価なEVによる市場の不均衡を是正することを目的としている。