7月21日、中国太陽光発電産業協会(CPIA)が21日公表したデータによると、上期に国内で新設された太陽光発電設備は約31ギガワット(GW)となり、前年同期比137%増加した。写真は甘粛省の太陽光発電施設。2013年9月撮影(2022年 ロイター/Carlos Barria)

中国の太陽光発電新設、上期に倍以上拡大=業界団体

[上海 21日 ロイター] – 中国太陽光発電産業協会(CPIA)が21日公表したデータによると、上期に国内で新設された太陽光発電設備は約31ギガワット(GW)となり、前年同期比137%増加した。2022年通年では過去最高を更新する見通し。

国内の太陽光発電能力は現在、前年比25.8%増の340GW。通年の設置規模は75─90GWとなり、昨年記録した過去最高(54.9GW)を更新する見通し。

中国は、風力と太陽光の発電能力を昨年末の635GWから10年後に1200GWに増やすことを目指しており、砂漠地帯で大規模な再生可能エネルギー設備の開発を進めている。

関連記事
ファーウェイが世界初の「三つ折りスマホ」 が先月下旬に発売し注目浴びるも、開始直後からトラブルが相次いでいる。サムスンのパクリ疑惑や購入後1か月で液漏れなど…
中国事業の不振により、複数の日系スキンケア大手企業が業績の悪化に直面している。
中国共産党(中共)当局は、常に国民の消費を促進し、時には強制的な措置を講じてきたが、中国の消費は依然として低迷している。最近、中共の前国務院官員である劉世錦氏が、消費不足は構造的な問題であると指摘した
中国で金需要が急増中。経済の不透明感や不動産危機、西側諸国の貿易関係見直しの中、金地金や金貨が安全資産として注目されている。金価格が上昇する中で、中国人が金を購入し続ける背景には、多くのリスクに対する避難としての役割がある。
トランプ氏の勝利を受けて外国のファンドマネージャーたちは中国のETFから急速に資金を引き揚げ、市場の忍耐が失われつつあることを示しています。関税の可能性や、中国政府の不十分な刺激策により、投資家はアメリカの市場に楽観的で、リスク資産への関心が抑制されています。