ウクライナ当局、軍高官を汚職の疑いで捜査 対策強化の一環
[キーウ 2日 ロイター] – ウクライナ当局は軍高官に関する2件の汚職疑惑について捜査していると2日、明らかにした。欧州連合(EU)との首脳会談が首都キーウ(キエフ)で3日に開かれるのを前に、EU加盟の前提条件である汚職対策を強化してアピールする狙いがあるとみられる。
ウクライナ国家捜査局(SBI)によると、1件目は国防省の元次官に対する捜査で、高値で食料を買い付けたり、軍の調達で低品質の装備を購入する不正に関与した疑いがもたれており、裁判所が拘束を命じたという。
国防省のシャポワロフ次官は先月、食料品を高額で購入していたとの報道を受けて辞表を提出している。
SBIは名前を公表していない。2カ月間拘束される見通しで、約1100万ドルを支払えば保釈が認められるとした。
ウクライナ保安局(SBU)は一方、東部スムイの行政を担う軍関係者2人を、インフラ再建のための資金を横領した罪で訴追したと発表した。
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