岸田首相の演説会場で爆発音、首相は無事=報道
[東京 15日 ロイター] – 国内メディアによると、岸田文雄首相が衆院補選の応援演説を予定していた和歌山県和歌山市の雑賀崎漁港で15日午前、爆発音が聞こえた。首相は別の場所に移動し、無事だという。
NHKによると、午前11時半前ごろ、岸田首相が魚の試食を終えて演説会場に向かおうとしていたところ、会場から悲鳴が聞こえ、その後大きな爆発音がしたという。
現場で若い男性1人が取り押さえられた。けが人はいないという。
銀色の筒のようなものが投げ込まれたという証言がある。
爆発物を投げたとみられる容疑者は威力業務妨害の疑いでその場で逮捕されたという。
NHKによると、自民党の森山裕選対委員長は「民主主義の根幹をなす選挙期間中にこのようなことがあるのは大変遺憾であり、許せない暴挙だ」と述べた。
関連記事

自民党は防災庁を首相直轄組織とし専属職員採用を提言。一方、日中防災協力の拡大に伴う情報管理や安全保障上の課題も懸念される。

厚生年金の適用拡大と国民年金の底上げを盛り込んだ年金改革法案が衆院を通過。非正規雇用者の年金受給額向上を目指す一方、企業や財政への影響も。

赤澤経済再生担当相は29日、日米の貿易交渉において、防衛装備品の購入が選択肢に含まれる可能性を示した。

国交省が外国人運転手の日本語要件を緩和する方向で検討している。実質的な移民政策が進展する中、国体維持については司令塔もなく、議論は置いて行かれたままだ。

自民党の高市早苗氏がスパイ防止法の制定を提言。背景には中国共産党の情報活動への警戒と安全保障上の課題がある。