スーダンから自国の大使館員と民間人を退避させようとしていたフランスの車列を攻撃し、1人を負傷させたとして、スーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が互いを非難する声明を発表した。写真はハルツーム北部、22日撮影(2023年 ロイター/Mohamed Nureldin Abdallah)

フランスの車列に攻撃、1人負傷 スーダン退避中

[23日 ロイター] – スーダンから自国の大使館員と民間人を退避させようとしていたフランスの車列を攻撃し、1人を負傷させたとして、スーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が互いを非難する声明を発表した。

スーダン軍は23日、RSFがフランスの車列に発砲したと発表。一方のRSF側は、フランスの退避中に航空機による攻撃を受け、フランス人1人の負傷につながったと発表した。フランスの車列を出発地点まで戻さざるをえなくなったとしている。

フランス外務省はこれまでのところコメントしていない。

さらにスーダン軍は、ポートスーダンへ向かうカタール大使館の車列をRSFが攻撃したとも非難。RSF、カタール政府ともコメントしていない。

戦闘が続くスーダンから各国は大使館員などの退避を急いでいる。米国は22日、米軍が政府職員を退避させたと発表した。

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