6月8日 ロシア国営のタス通信によると、ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカダム決壊では約1万4000戸が浸水し、約4300人が避難した。写真は7日、ヘルソン州で撮影(2023年 ロイター/Alina Smutko )

ウクライナのダム決壊、約600平方キロ水没 住民避難続く=州知事

[モスクワ/キーウ 8日 ロイター] – ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン知事は8日、カホフカダム決壊で約600平方キロメートルが水没したとビデオ声明で明らかにした。

ロシア国営タス通信はロシアの治安当局の話として約1万4000戸が浸水し、約4300人が避難したと報じている。

プロクジン知事によると、8日朝の時点で「平均浸水レベル」は5.61メートル。浸水した地域の68%はロシアが占領しているドニプロ川の左岸だという。

「大きな危険と絶え間ないロシアの砲撃にもかかわらず、浸水地帯からの避難は続いている」と語った。朝までに2000人近くが浸水した地域から避難したという。

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