スペイン南部で最高気温44度、今夏初の熱波襲来
[マドリード 26日 ロイター] – 今夏初の熱波が襲来しているスペインのセビリアやコルドバなど南部地域で26日、最高気温が44度まで上昇した。
地球温暖化に伴い、近年は6月の熱波発生頻度が高まっている。
スペイン国立気象局の広報担当者は「過去12年間に6月の熱波発生が3倍に増えている」と述べた。2011年以降6月に記録された熱波は6回だが、それ以前は35年間で5回のみ。イベリア半島の大半に及ぶ季節外れの高温は3月と4月にも発生している。
今回の高温は28日まで続く予報で、アンダルシア州のほか、マドリード、エストレマドゥーラ州、カスティジャラマンチャ州などでは摂氏40─42度に達する可能性がある。
一部地域では熱波中の屋外労働を禁止する措置が取られている。
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