NATO加盟国が国防費のGDP比を「少なくとも2%」に増やすことで合意したことが、複数の外交筋の話で分かった。今年4月、ブリュッセルで撮影(2023年 ロイター/OLIVIER MATTHYS/Pool via REUTERS/File Photo)
NATO加盟国が国防費のGDP比を「少なくとも2%」に増やすことで合意したことが、複数の外交筋の話で分かった。今年4月、ブリュッセルで撮影(2023年 ロイター/OLIVIER MATTHYS/Pool via REUTERS/File Photo)

NATO加盟国、国防費GDP比「少なくとも2%」で合意=外交筋

[ブリュッセル 7日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)加盟国が国防費の国内総生産(GDP)比を「少なくとも2%」に増やすことで合意したことが7日、複数の外交筋の話で分かった。

外交筋はロイターに対し、NATO加盟31カ国は将来的にGDPの「少なくとも2%」を国防費に割り当てると長期的にコミットすることで合意したと述べた。

国防支出の新たな目標は、11─12日にリトアニアの首都ビリニュスで開かれるNATO首脳会議の焦点の一つになっている。

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