米、中国の王外相をワシントンに正式招待
[ワシントン 1日 ロイター] – 米国務省のミラー報道官は1日、中国外相に復帰した王毅氏を正式に米ワシントンに招待したと明らかにした。
クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が7月31日に中国外務省の楊涛・北米大洋州局長と行った会談で招待したという。
ミラー報道官は、前日の会談で(前外相の)秦剛氏に対する米国への招待が王氏に引き継がれることを明確にしたと明らかにした。ただ、中国側が招待に応じたかどうかは明確にせず、「中国が招待を受け入れ、実現することを期待している。日程はまだ決まっていない」と述べた。
中国全国人民代表大会(全人代、国会)常務委員会は先月終盤、秦氏を解任し、前外相の王氏を後任とする人事を決定した。
ブリンケン米国務長官は6月の訪中で、秦氏と会談。中国外務省当局者は秦氏がブリンケン務長官の招請を受け、米国を訪問する予定だと述べていた。
在米中国大使館の報道官は、クリテンブリンク氏との協議について 「中国と米国の関係のほか、相互の関心事である世界や地域の問題を巡り、率直で詳細にわたる建設的な意見交換を行った」とし、「ハイレベルの交流に関して、双方は必要なコミュニケーションを維持している」と述べた。
関連記事
米連邦最高裁は、トランプ政権の要請を認め、DEI関連の教育助成金支給再開を一時差し止める決定を下した。
ニューヨーク州が学校でのスマホ使用を全面禁止へ。児童・生徒のメンタルヘルス保護と学習環境改善を目的に、州知事が強く推進中だ
クイーンズ区で偽医者が違法に整形外科クリニックを運営しており、女性の臀部インプラント除去手術に失敗した結果、女性は心停止に陥り、最終的に脳死となった。この偽医者は逮捕され、重罪で起訴された。
米主要情報機関である国家安全保障局(NSA)のティモシー・ホー局長とウェンディ・ノーブル副局長が解任された。
米保健福祉省(HHS)は大規模な組織再編と人員削減に踏み切り、その影響で主要な幹部職員が相次いで行政休職となっ […]