9月1日、岸田文雄首相(写真)は、原発処理水を「汚染水」と発言し謝罪・撤回した野村哲郎農相の進退を巡り、水産業対策に全力を尽くすことで信頼を回復させることが重要、との認識を示した。8月28日、東京の首相官邸で撮影(2023年 時事通信)
 9月1日、岸田文雄首相(写真)は、原発処理水を「汚染水」と発言し謝罪・撤回した野村哲郎農相の進退を巡り、水産業対策に全力を尽くすことで信頼を回復させることが重要、との認識を示した。8月28日、東京の首相官邸で撮影(2023年 時事通信)

野村農相は全力で水産業対策とりまとめ信頼挽回を=岸田首相

[東京 1日 ロイター] – 岸田文雄首相は1日、原発処理水を「汚染水」と発言し謝罪・撤回した野村哲郎農相の進退を巡り、水産業対策に全力を尽くすことで信頼を回復させることが重要、との認識を示した。

首相官邸で記者から「資質を問う声が出ているが、野村氏の続投がふさわしいと考えるか」と質問され、答えた。

関連記事
外国資本による土地取得が進む中、国民民主党の榛葉幹事長が「日本の土地は日本人が守るべき」と政府に調査強化を要求。政府は重要土地以外の土地の土地取引においては国籍などが記載されていないと答弁した。
日本と欧州連合(EU)は8日、都内で閣僚級の「日EUハイレベル経済対話」を開催し、中国製品の過剰な流入に対して共同で対応する方針を確認する見通しとなった。
自民党の積極財政を推進する有志議員が8日午前、党本部で森山裕幹事長と面会し、食料品などにかかる消費税の軽減税率を恒久的にゼロ%にするよう求める提言を手渡した。
石破首相が過去に支援者から総額3,000万円を超える現金を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかったとの疑惑が浮上した。
石破茂首相は7日、官邸で自民党の小野寺政調会長と会談し、特に物価高対策、米価格高騰対策の問題について政府が備蓄米の放出を含めて努力しているが、米価が下がった実感が出ていないと認識を示した。