ウクライナ向け砲弾、EU目標100万発は未達の見通し=独国防相
[ブリュッセル 14日 ロイター] – ドイツのピストリウス国防相は14日、欧州連合(EU)が来年3月までにウクライナに100万発の砲弾を供給する目標を達成できないという見通しを示した。EU国防相会議のために訪問したブリュッセルで記者団に語った。
同相は今年3月に12カ月という期限で目標を設定したことにも疑問を呈した。
欧州の閣僚で目標未達になると公の場で認める発言は同相が初めて。
この目標はウクライナが155ミリ砲弾を緊急かつ継続的に必要としていることを受けて設定された。
ピストリウス氏は「私は100万発提供を約束しなかった。それには意図がある。100万発が現実的な目標であったかどうかが問われるべき正しい質問だろう」と語った。
当局者の間では生産能力が不十分という見方が出ている。
EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表によると、加盟国が備蓄からこれまでに30万発以上を提供しており、今後は産業界への発注が焦点になる。
ボレル氏は欧州の防衛セクターが生産の40%をEU域外に輸出していることが問題の一因だと指摘。目標は野心的だが維持されるとした。
関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。